現在の天気 くもり
現在の気温 13℃

真紅に燃える定山渓の深い森

Autumn

錦色に染まる渓谷
紅葉美しき秋の定山渓の歩き方

定山渓の紅葉が美しく鮮やかな理由は、温泉街を流れる豊平川と山々に囲まれた渓谷ならではの寒暖の差が関係しているといいます。四方が山々に囲まれているため、温泉街や散策路、宿泊先のお部屋や露天風呂など、あらゆるシーンで鮮やかに染まる紅葉を楽しむことができます。毎年9月下旬からは人気スポットの5つの紅葉エリアへ、それぞれシャトルバスで行ける「五大紅葉」がはじまります。バスでおすすめスポットをめぐるも良し、徒歩で誰も見たことのない景色を探すも良し、国有林の豊かな森と渓谷の中を紅葉を眺めながら歩けるのも贅沢なひとときです。

力強さと儚い美しさに満ちたかっぱ淵

定山渓温泉エリア

紅葉の渓谷にかかる
赤い吊橋「二見吊橋」

温泉街には、国有林の豊かな森と渓谷が眺められる、名前までも美しい橋が点在しており、水面に映る紅葉も見事です。その一つ「二見定山の道」に架けられた真っ赤な「二見吊橋」は人気の絶景スポット。温泉街のシンボルです。毎年10月頃には赤や黄色の紅葉に包まれます。 (※自然散策路は、土・砂・段差などが多くありますので、底が平らなスニーカーなど履きなれた靴でお越しください。)

国立公園ならではの景色が広がる
自然散策路「二見定山の道」

ゆっくりと徒歩で散策しながら紅葉を楽しむなら「二見定山の道(二見公園~二見吊橋~かっぱ淵~赤岩の澗)」がおすすめです。豊平川に沿うように続く自然散策路では、野鳥のさえずりや川のせせらぎを耳にしながら、約800種もの山野草が生息する森の中を歩くことができます。伊勢の二見浦(夫婦岩)に由来する「二見岩」やかっぱ伝説が残る「かっぱ淵」を見下ろす、大きな断崖絶壁の岩肌と紅葉は、まさに自然が創り上げる紅葉アート。思わず写真を撮りたくなる、国立公園ならではの絶景が広がります。

鮮やかな木々を眺めながら絶景空中散歩

札幌国際スキー場エリア

標高1,100mの奇跡
山の斜面に鮮やかなグラデーション

美しい紅葉が見られる9月下旬〜10月中旬までの間、期間限定で運行する「紅葉ゴンドラ」。冬季間に運行している8人乗りのゴンドラを利用し、スキー場の斜面に広がる景色を堪能できます。 山頂駅には「360°山頂パノラマ展望台」が期間限定で設置され、一面に広がる紅葉と、天気の良い日には石狩湾や小樽港までも一望できます。 山頂カフェでは、体に優しい無添加ミルクソフトクリームが大人気。センターハウスでは秋のグルメを堪能できる屋台も出店、場内にはドッグランもあり気軽に秋を満喫できます。

美しさと力強さが共存するパワースポット

豊平峡温泉エリア

色づく森、放たれる大量の水
エネルギーに満ちた場所

豊平川の治水である豊平峡ダムを中心に、湖を囲む森に色づく紅葉が人気のスポット。 国立公園の自然環境保全のため、ダム入口から園地までは、ハイブリット電気バスが走っており環境に配慮したエリアです。定山湖と千丈岩が織りなす雄大な自然と道内随一のアーチ式ダムの景観美を望むことができ、特に紅葉の季節は美しく、林野庁の「水源の森100選」や「ダム湖100選」にも選定されています。観光放流は毎日実施しています。

山々を彩る紅葉と季節の恵みで満たされる秋

定山渓ファームエリア

色づく山々に囲まれた
本格的なフルーツパーク

味覚と紅葉の秋、定山渓周辺では果物狩りやバーベキュー、農園学習などで賑わいます。 豊平峡エリアでは、静かな森の中にある果樹園でツリートレッキングやジップライン等アクティビティも楽しめるフルーツテーマパーク「定山渓ファーム」や、八剣山エリアでは、果物狩りやバーベキュー、魚釣りも楽しめる「八剣山果樹園」。また、農業体験が楽しめる「砥山ふれあい果樹園」では、果物狩りのほか農業の面白さ、難しさ、農家さんのこだわりを交流を通じて学ぶことができます。紅葉を見ながらお腹も満たされる楽しいスポット満載です。

馬の背から眺める八剣山の紅葉

八剣山エリア

映画のワンシーンのような
八剣山の麓で乗馬体験

10月中旬頃から八剣山の裾野が少しずつ赤や黄色に染まり、その様子は国道からも眺めることができます。麓の乗馬施設「ワイルドムスタングス」では、野山をフィールドにしたウエスタンスタイルの乗馬を楽しめます。この時期、あたたかな馬の背にゆられて場外コースへ行くと、色とりどりの落ち葉の絨毯に遭遇できるかもしれません。日本とは思えない異世界での貴重な体験は思い出になることでしょう。乗馬体験は四季を通して体験できるのも魅力です。

PAGE TOP