豊平川を定山渓温泉街から1kmほど上流にさかのぼると、赤く染まった岩が連なる場所があります。ここは鉄分を含んだ赤錆色の岩が露出しているところから「赤岩の澗」と呼ばれ、『美泉定山』(定山渓温泉の開祖)が名付けたと伝えられています。
豊平川の流れは、この場所で赤岩の壁に激しく突き当り、直角に曲がり温泉街へ向けて流れを変えます。赤岩の崖上はエゾシカの冬の寝床で周辺はスノーシュー散策やバードウォッチングの好適地でもあり年間を通して、天然記念物のクマゲラやワシ・タカ類、オオルリやキビタキなどの渡り鳥、ヤマセミ、カワガラスなどの留鳥など、多くの山野の鳥、水辺の鳥を観察できます。訪れた人は口々に“自然からエネルギーをもらえる場所”だと言います。
※「澗」は俗字。正しくは「澗」の字は元々(本来)はもんがまえの中は「日」ではなくて「月」で、谷川の意味です。
インフォメーション
- 所在地
- 札幌市南区定山渓
カテゴリ
- エリア
- 定山渓
- 区分
- 観光, 自然, フォトスポット, 体験
- 施設
- 散歩, 水あそび
- 設備
- 散策路, 景観