切り立つ崖に挑む、定山渓天狗岳登山
定天の名で愛される険しい山
豊羽鉱山方面に向かう途中の
天狗小屋登山口に集合
定山渓温泉から札幌国際スキー場へ向かう道道1号線を進み、朝日橋ゲート手前右の道道95号線(豊羽鉱山ルート)へ。しばらく走り右股橋を渡った先の天狗小屋に到着。「天狗岳入口」までの林道の両端はゲートで閉じられているため車輛進入不可。そのため林道を約30分歩かなければならないけれど、さっぽろ湖や札幌近郊の山々、羊蹄山も眺望できる絶景を目指していざ出発!
出発から約2時間
巨石を超えて山頂へ向かう中間地点
渡渉や岩壁、涸れ沢、終盤にはルンゼと非常に険しいハイレベルな道のり。しかし札幌近郊で比較的短時間で1145mに登れる山。体力に自信がある人やアスレチック感が好きな人には絶好の山。
熊の爪痕が生々しく残る木を横目に
最後の難関に突入
支笏洞爺国立公園に指定されている定山渓温泉。そこに隣接する定山渓天狗岳はもちろん熊の生息エリア。登山道でも木に熊の爪痕が見られる。熊対策はきちんと勉強し出来る限りの対策を。熊への注意はもちろん、他の動植物の保全や配慮も大切に。
最後に待ち受けるとても急なルンゼでは手袋をつけてしっかりロープを握って。
垂直の壁をロッククライミングした
先に開ける頂きの絶景
眼下には長くて大きいさっぽろ湖が一望でき、札幌近郊の山々を見渡せ、羊蹄山も眺望できる絶景の山頂。10数名ほどが休憩できるスペースがあるので景色を観ながらしばしの休憩を。携帯電話の電波状況が良好なのでSNSにアップするのも良し、自身の位置情報を確認するのも良し。
下山も緩下りなので、時間に余裕を持って慎重に。
下山から定山渓温泉へ直行
疲れた体の細部に染み入る源泉かけながし
登山やアクティビティーのあとはやっぱり温泉。鮮度の高い良質なお湯で疲れと汗を流します。サウナ施設も増えたので“ととのう”のも良いかも。温泉のあとは美味しいお食事を。館内のレストランが利用できるホテルもあり、少し移動するればさまざまな飲食店も。どうぞゆっくりお腹も満たしてください。
写真はすべてイメージです。